勉強の段階は合っていますか?

勉強方法
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努力してるのにだんだん成績が落ちてきている

進級・進学をした後、

成績が伸び悩む生徒ががいます。

勉強の段階が変わっているのに

気がついていない場合があります。

英語に関しては、

WHAT(小学校)

→WHY(中学校)

→HOW(高校)と

段階は変化しています。

勉強するときに意識してみてください。

WHAT(小学校)

WHAT(何)を覚える段階です。

目標は、基本となる決まりや

知識を覚えることなので、

テストは、習ったことを覚えているか、

覚えていないかが基本です。

丸暗記で対応可能です。

WHY(中学校)

なぜそうなるのか、条件が変わるとどうなるのか

覚えたこと・習ったことの背後にある

法則や公式、抽象化した概念を理解して、

変化、応用できるようになる段階です。

小学校と違って、

丸暗記で対応しきれなくなったり、

変化や応用についていけなくなります。

暗記に強い生徒は、

なんとか暗記で乗り切ったりしますが、

ここではぜひ考える力を養っていきましょう。

HOW(高校生)

WHATで基本的な知識、

WHYで法則や公式を学んだら、

実際にどう使うか(HOW)を学びます。

理屈はわかっているけど、

いざ自分でやろうとすると

ここはどうなんだろう、

このままでいいのかななど、

実践に移すには 

ひとつひとつの細部がわからなかったり、

使いこなすまでに繰り返しが必要になります。

実践に移すことを念頭に、

必要な知識や応用・演習を学びます。

例えば英語だと、文法の基本は中学までで、

高校に入ると語法や熟語などを学んだり、

多くの文に触れたりするようになります。

覚える量はけた違いで、

大学受験を考える場合には、

学校の量・ペースでは使いこなす段階まで

たどり着きません。

また、大学受験では教科書の範囲は関係なくなり、

志望先によっては、競う相手は

全国の高校生・既卒生になります。

もちろん高校の先生たちは、

熱心に受験指導をしてくれるとは思いますが、

先生たちの本来の仕事は、

高等教育学校の内容の授業をし、

定期テストを通じて、

高校課程修了を認めることです。

大学受験は自分で取り組む覚悟を持っておきましょう。

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