教材が多すぎる

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生徒達が渡される教材が多すぎる

いろんな学校からの生徒がいる教室ですが、

どの学校でも生徒達が渡される教材が多いです。

①教科書

②ワークブック

に加えて、

③文法問題集

④副教材

⑤副教材のワークブック

⑥副読本

さらに

⑦長期休み用の課題冊子

⑧そのワークブック

加えて熱心な先生だと

⑨各教材学習用のプリント

生徒達のファイルとかばんが

大変な状態になっています

多すぎる教材の弊害

まず単純に重い、多いため

①なくす

②教材を探すのに時間がかかる

③置きっぱなし

さらに問題なのが

④考えずにとりあえず解く

⑤解かずに答えを写す

⑥解いた後二度と見返さない

仮にテスト範囲の教材でも、

解くだけでいっぱいいっぱいなので

復習すらできていない生徒が山ほどいます

多すぎる教材で無駄になるもの

何よりも生徒の時間が無駄になっています

教材製作する側は(たぶん)身につけてほしい知識、

思考力を想定して、段階を踏んだ問題を作っている(と思います)

しかし解く側の生徒は空欄を埋めるのでいっぱいいっぱいですので、

何時間もかけて問題集を埋めたうえで

何一つ理解も知識も思考力も養われていない状態が

珍しくもありません

その結果、生徒の労力と時間に加えて、

製作者、配布・管理する先生の労力、

印刷・輸送に掛けられた資源、

購入した親御さんの期待と資金が

無駄になってしまいます

教材が多すぎる原因

入試の問題量が増えていることがまず大きいです

大量の英語を時間内で処理する力を養うため、

もともと量が増えた教科書に加えて、

速読を養うための副教材、

文法演習の副教材、

リスニング・ディクテーションを養う教材、

最新の話題についていく副教材、

会話、ライティング…

生徒に力をつけよう、この力も必要だ、

とどんどん教材が増えていっています

必要なもの

フォアグラ状態になっている生徒達に必要なものは、

基本になる教材を

徹底的に学習・理解・演習することです

基本となる知識を十分身につけないまま量をこなすと

①正しい知識をなんとか身につける

②間違った知識を身につける

③あきらめる

になってしまいます。

教室では

教材の精査

まずは教材を精査します

学校の教材を減らすことはできないので、

重複しそうなものは教室からは渡さないようにします

その上で基本的な英文の読み方・書き方を

一人一人と丁寧に学習します

教材をこなす前に学習範囲の知識の理解を

確認します

教材の意味・意図を探る

そして、教材や問題の意味を確認します

この教材が目指すもの、

この問題が問うもの、

何を身につけさせたいのか、

何を確認したいのか、

最終的に身につけるべきものは何なのか

問題の意図を探る力は

試験会場でも大きな力になります。

教材を使い分ける

何度も立ち返り復習するべき教材、

演習が終わり身に着いたことが確認出来たら

処分してもいい教材、

自分の基本となり、何でも書き込んで

試験当日に会場まで持っていきたい教材

ぜひ1冊相棒にもなる教材を決めて、

何度も何度も見直し、解いて、書き込んで

自分も教材も育てていきましょう

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