入学式や新学期に
「学校の授業についてくれば
定期テストや受験は大丈夫です」
と言われる生徒が多いです
そのため
「課題を出しているから、大丈夫」
と考える生徒達は、テストでだいたい平均点前後を
取ってきます。
先生の言う「学校の授業についてくる」というのは、
授業内容を予習・復習・演習・応用問題まで解いて、
わからないところは質問に来て解決し、
定期テストごとに完璧に復習・習得することで、
授業以外の項目は生徒達が管理・実践する前提になります。
(まあ、自分を含めてほとんどの生徒はできないんですが)
テスト前にテスト勉強の進捗状況を確認すると、
多くの生徒が「課題はできてます」と答えるのですが、
先生たちは点数差をつけるために
①基本的な問題
②課題をやっていれば解ける問題
③テスト全範囲をしっかり理解していれば解ける問題
④①~③をもとに、応用・実践・もしくは
全くの初見問題
でテストを構成しますので、
「課題ができている」段階では、
③④の問題で点数を落として
平均点前後に落ち着くシステムになっています。
平均点の上に行くには
総合型入試で入試を目指すので、
高い評定が欲しい、
学校の授業にしっかり(完璧に)ついていって
一般受験で志望校合格を目指す
などの場合には、
①テスト全範囲でわかるところ分からないところをチェック
②わからないところがわかるまで参考書や教科書を復習し、質問に行く
③わかるところがすらすらできるまで演習する
④最後に暗記もれや理解ミスがないか総チェックをする
ところまで目標点を高く持ってください
課題を出すだけだと
多学年を見ていますので、
入学式で
「学校の授業についてくれば、テストや
受験は大丈夫だって言われました」
という新1年生の面談の後に
同じ高校の新3年生が
「この成績じゃ入れる大学はないって言われました」
と泣きながら新規入会面談に来ることもあります。
そんな悔しい思いをさせないために
テスト勉強・受験勉強=課題をやるではないことを
結構うるさく生徒達に伝えています
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