元気になる?

「この塾寝れない~!」「サボれない!」と生徒から文句(?)を言われますが、
なぜか、「生徒が来た時よりも帰る時に元気になる」そうです。
音読、訳、文法、テストと様々な分野を刺激しながらの授業なので、
平均2時間の授業の中で、生徒は自分でやることが盛りだくさんです。
また、最終的には「自分で学ぶ生徒」を育てるのが目標ですので、
生徒は常に自分の頭を使って課題に取り組みます。
2時間も徹底的に脳みそを使ってお互いにやり取りをすると、
教えているこちらのほうが疲労困憊ですが、
生徒たちは逆に元気いっぱいになって、帰っていきます。
「答えを教える」のではなく、「答えを見つける方法を示す」ので、
「答え」を欲しがる生徒は、最初かなり戸惑います。
「文法のこの辺りを探してごらん」「主語と動詞はどれ?英語ではどんな順番になる?」
「不定詞の用法3つ言ってみようか」などの指示を参考に自分で調べ、考え、答えを確かめます。
「答え」を与えられることに慣れた生徒は、先生がほかの生徒に指示を出している間、
ぼ~っと指示を待ってしまいます。
ですが、具体的に考えるステップを踏んで答えを見つけていくうちに、
「自分でやれること」がどんどん増えていきます。
そしてこちらが出した考えるステップを超えて、自分で考える力を身につけていきます。
自分で考える力を身につけた生徒は、自分の能力を授業中フルに使って、
充実感と自信を身につけて、元気いっぱい帰っていきます。
生徒の帰った後には、元気な生徒たちに付き合って、抜け殻のようになった講師が
力尽きて倒れています。

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