トレーニング

英語の学習はトレーニングにたとえられます
学問に王道なし、というのも実感します
地道な繰り返しが必要で、
映画のような一発逆転や魔法がないからです
教室で淡々と取り組む生徒が、
着々と力を延ばすのを見ていても実感しますが、
いちばん実感するのは、いったん教室を退会して
再入会した生徒を久しぶりに教えたときです。
偏差値が20から30近く落ちて帰ってきたり、
身についている力が、退会した時までに教えたところで
止まっていたりします。
この空白の間何をしていたんだ~!!と叫びたくなりますが、
英語学習は、毎週の積み重ねが必要なトレーニングなんだ、
離れていたんだから仕方がないんだ、
今から一から積み直していけばいいんだ、
と気を取り直して
また一から取り組んでいきます。
それでもまったくゼロではないので、
再入会した生徒は取り戻していくのも早いです。
ただ、それが目的の試験に間に合うのかは、
試験までの期間や本人の努力、能力で全く違ってきます。
それは学年が上がれば上がるほど、地道に覚える単語や文法が
飛躍的に増えていくからです。
教室は、来るもの拒まず、去る者追わず、でやるのよ、
という先輩の助言を大事にして、
英語はもう大丈夫だから退会します、という生徒には
自分にできる精一杯を教えてから送り出しますが、
生徒がこれから歩む困難を思うと、
「あ~あ…」とやるせない気持ちになります。

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