中学、高校、大学の合格の報告が次々と届いています。
その中で、昨日は最後の大学受験対策を終えたHさんを
送り出しました。
小6から入会して高3まで通い続けたHさんですが、
講師は週末に控えた第一志望の対策で頭がいっぱいで、
玄関先にご挨拶に見えたお母さまを見て、
初めて「ああ、今日が最後なんだ」と実感してしまいました。
「ここは、この子が初めて7年間一度も自分から
やめたいって言い出さなかったところです。」
普段から口数が少なく、控えめなHさんでしたが、
お母さまからそういう言葉を頂いて、
7年間のことが一挙に蘇ってきました。
これまでできる限りの力はつけてきましたし、
直前の授業では、いつも通りのことを淡々とやって、
今までやって来たことを確実にする時間です。
それでも精一杯、最後の最後まで
一緒に単語をチェックし、英文解釈、音読をやって
7年間を終えて、本番の試験に向けて送り出しました。
「学校の先生は長くても3年、大体は1~2年でしょう?
私たちは長い子だと10年近く付き合うのよ。」
と先輩講師がおっしゃった言葉が思い出されます。
幸せな仕事だなあ、と思います。
コメント