音読は英語を身につけるうえで欠かすことのできない
大事な勉強方法です。
音読の方法も、テキスト読み、スラッシュリピート、
シャドーイング、コーラスリーディング、暗唱など様々です。
生徒の進度や能力に合わせて、また単調にならないように
適度な負荷を駆けながら音読を指導しますが、
音読をさせると、「文法的に弱いところ」がよくわかります。
音読で a や the を読み損ねる生徒は、
英作文で必ず a と the を書き損ねて減点されます。
また、まだ文法的にあやふやだったり、習っていなかったりすると、
該当する不定詞や完了形でかならずつっかかります。
単語に関しては2、3回読むと上手に読めるようになりますし、
テキストを使って目で確認しながら読むと、何とか音読できるのですが、
耳で聞いて繰り返すスラッシュリピートや暗唱になると、
面白いくらいに同じところでひっかかります。
逆に英語ができるようになってきた生徒は、
新しい学習事項を必ず音読しています。
なかには他の教科も音読している生徒もいます。
目と頭だけではなく、耳と口を使って学習することは、
英語に限らず効果があるのかもしれません。
今日も生徒の音読を聞きながら、
「あ、もう一回完了形やらないとな」
「冠詞と前置詞弱いな」
と生徒の弱点を見つけて、対応しています。
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