講師の楽しみ

前回は教室で講師が生徒に望むことを書きましたが、
生徒に接していると、大笑いして元気をもらうことも毎日あります。
今回はその中でもお気に入りをご紹介します。
その①
講師:「じゃあ、中一の単語を復習しようね。バイバイって書いてみて。」
生徒:「buy-buy」
講師:「・・・・・・・何を買えと?」
(正解はbye-byeですね。buyは「買う」ですよ。)
その②
講師:「教科書はスラスラ読めるようになろうね。
中三のを読んでみようか。わからないところは教えるから、まずは自力でトライしてみて。」
生徒:「…ブ…ブ…ブロッコリンドドゲロス?」
講師:「!?えっ?どこ読んでる?」
(正解は『Brooklyn Dodgers(ブルックリン・ドジャーズ)でした)
中学生・高校生の途中入りの場合は、英語を音読するところから始めますので、
初めは読めなくても当然との認識で指導していますが、
本人たちの一生懸命さと素直な感性が出てくると、
そのネタがすっかり講師のお気に入りになってしまいます。
こんなネタに出会うと、授業中でも講師はにや~っとなります。
決して厳しく指導したり、馬鹿にしたりはしないのですが、
どうも、この「にや~」が生徒たちは悔しいようで、
あっという間にこの手の失敗ネタはなくなってしまいます。
講師としては、指導がうまくいったと喜ぶべきなのですが、
なぜかちょっと残念です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました
inserted by FC2 system