効果の出ない長文トレーニング:推理読み
生徒にひたすら大量の長文を読ませる学校が増えています。
適切な英文の読み方(長文の読み方①②③で説明)を訓練せず、
ひたすら大量の英語の処理を迫られる生徒たちは、
「とにかく早く、知ってる単語をつなげて推理・創作」する
「推理読み」でたくさんの長文トレーニングを積むことになります。
この読み方だと、
「題材を知っている」「勘があたった」時には、
長文読解の点数が上がりますが、
外れたときにはがくんと下がります。
単語も熟語も文法が仕上がってきていても、
長文・リスニングがなかなか伸びない場合は、
この推理読みが原因です。
「とにかく早く読みたい」「読むのがめんどくさい」
焦る生徒は、一対一で読み方のトレーニングをしても、つい推理読みに走りがちですが、
長文の読み方①②③は
結局は長文読解の力をつける
一番の早道です。
単語・文法が十分理解できるレベルの長文を1冊(簡単なものがいいです)
訳し読み➤フレーズ読み➤でじっくり読んで、内容をしっかり理解してみてください。
そして仕上げや復習には音読を忘れずに。
フレーズごとに内容を理解・イメージできるか、
音源で聞こえない音が意識できるか
一番簡単で効果的な復習方法です。
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