文法って必要?
日本の英語教育の弊害の象徴のように
言われることもある文法ですが、
正確に伝えるためのアウトプットに一番必要なのも文法です。
特に、言語構造が英語と全く異なる日本語話者にとっては、
英語習得の強力な助っ人になります。
一番身につく学習方法は?
おすすめは英作文です。
丸暗記ではなく、五文型を意識して
語順をマスターしていきましょう。
スラスラ読める文も、書いてみるといろんな点で迷います。
また、日本語をじっくり読み、その構造を英語に組みなおす段階で、
日本語への理解も同時に深まっていきます。
そして、書けるようになった文を
何度も口に出していきましょう。
慣れてきたら日本語をみて、
そのまま英語を口に出せるようになると、
4技能のうちの3つ「書く・読む・話す」が
出来るようになります。
話す、の段階で発音に注意が向けられると、
残り1技能「聞く」にもつながっていきます。
文法問題集
文法学習=文法問題集のような印象がありますが、
文法知識を習得するために丁寧につくられた、
ステップ式ドリル教材だと思ってください。
教える側から見ると、教材の製作者が、どんな意図で
どんなふうに理解させようとして作ったかが
ひしひしと伝わってきます。
一方、大量に課題として出された生徒達が、
理解したり、納得したりするステップをとばして
ひたすら穴埋めしていく現状も目撃します。
細部の知識の定着を確認するには効率的です。
集中して文法事項の定着を図りたいときに、
活用しましょう。
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