大学受験生もいよいよ気合が入ってきています
この時期になると、不安になって
「この問題集でいいのかな」
「友だちは他のもやってるんだけど、
これもやった方がいいですか」
と、どの生徒も質問してきます
その場合は、
まずは今やっている問題集を
どの程度までやりこんでいるかを
確認します
具体的には1冊につき、
5周はやるように言ってありますが、
理想とするレベルは
問題を見た瞬間に
「あ、あの問題集のどこにあった問題と似てる」
と判断できるレベルです
「あの問題の、こことここを変えてきた」
「あの問題とこの問題を組み合わせてきた」
「とすると、出題者はここを問おうとしている」
と判断できるレベルを
今までやってきた問題集で目指します
教室で問題集をやるときも
「問題が解ける」ではなく、
「問題を人に解説できる」ようになるまで
講師から生徒に逆に質問します
逆に言えば、そこまで繰り返しても、
十分受験に対応できるレベルの問題集を
高1から生徒に取り組んでもらってきています
厳選された問題集の
どのページのどの問題も
見た瞬間に解けるレベルになったら、
新しい問題集に取り組んでも
差し支えありません
ただ、その場合は、
新しい問題集のほぼ8割9割は
やりこんだ問題集の問題と重なっていますので、
残り2割、1割を
今まで積み上げた力に加えるだけです
なので、結論としては、
今やってる問題集で間違えるところがどこにもない、
1日で1冊すらすらとける、
という場合以外は、
この時期に新しい問題集に取り組む必要はありません
この時期は、今までやりこんできた問題集をもとに
過去問を解いて
答案作成技術の微調整を
していくのみです
コメント